ホッケの郷愁

普段は何気なく食べていて、特に好物と言う認識も無く積極的に頼んだりはしなかったけど、いざ環境が変わって食べられなくなって代わりの物が出てきた時、あなたはそれで良しとしますか?まぁ物によるんですが....

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私は生まれも育ちも北海道の函館で、旅行以外ではこの街を出た事がなかったんですが、20年程前から8年間仕事の都合で横浜に住んでいました。

方言や食べ物、気候、人の多さなど色々カルチャーギャップはあったんですが、食べ物で一番そのギャップを感じたのが魚介類でした。
回るお寿司屋さんのエビが白いな、とか、イカの種類が全く違うな、とかまぁ色々あるのですが、一番思いもよらず、その実ボディブロウのようにジワジワと効いてきたものがあります。
それは、「ホッケが食べられない」という事でした。
まぁ、あちらこちら探し回ればあったしょうし、今では事情が違うかもしれませんが、当時は横浜では殆どお目にかかれませんでした。その代り(というかあちらではもともと、なんですが)に良く出てきたのが、いわゆる大衆魚-お手軽でよくご家庭で食される-のアジの開きでした。
こういう言い方はアジが好きな人には申し訳ないんですが、
「ホッケの方が旨いよなぁ....これじゃないんだよなぁ」
この気持ち、道産子なら分かってくれると思うのですが。
別にまずい訳ではないんですが、「ホッケが食べられない」と思うと、そのネガティブな感情がアジの開きに向けられた、と言う事かもしれません。

で、帰省した折に実家で母親に「何が食べたい?」と尋ねられた時、「ホッケ」と即答したのには我ながら驚きました。「ホッケ?....こっちに居る時は見向きもしなかったのに....」
まぁ慣れたものがいかに大切か、が良く分かったという経験でした。

函館に戻ってからは、かつて横浜にいた時にお世話になった人に機会があるとホッケを送ったりします。

概ね好評で、「アジより美味しいね」と言ってくれる人も多いのですが、なあに、こっち(北海道)に移り住んだ時はいずれ「アジの開きが食べたい」と言い出すに決まってます。


北海道松前産浜干しホッケ
http://www.kani1.net/cate-sachi/gyokai-hokke.html
北海道の干物の定番「ホッケの開き」。その味を全国に広めるべく、松前沿岸で獲れた脂がのって肉厚のホッケを船上で〆て血抜きし、松前浜で一夜干し。その鮮度そのままに真空パックしてお届けします。

ピュアホワイト
http://www.kani1.net/cate-yasai/purewhite.html
北海道の農産物と言えばジャガイモと並んで「とうもろこし」も定番中の定番。その中でも白く輝き、甘みも栄養分も豊富な「ピュアホワイト」。粒皮が柔らかいので生のままでも味わえます。

恵味コーン
http://www.kani1.net/cate-yasai/megumi.html
北海道の味覚の定番「とうもろこし」。甘みも栄養分も豊富な「恵味コーン」。粒皮が柔らかく生でも味わえ、その甘さは「フルーツのよう」とも言われています。採れたてを皮付きのままお届けします。

アスパラガス
http://www.kani1.net/cate-yasai/asparagus.html
北海道と言えば、ジャガイモ、とうもろこしと並んで有名なのが「アスパラガス」です。グリーンアスパラガスとも呼ばれ、青臭さやえぐみも少なく食べやすいと評判です。
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